先日、ふと家計アプリを開いて、ポイントの履歴を眺めていました。
「今月のポイント、1,240pt獲得」
おお、けっこう貯まってるやん、と一瞬うれしくなったんです。ところが、そのまま支出のページに切り替えた瞬間、画面を閉じたくなりました。
ポイントのために使った額、軽く2万円超え。
……あれ? 1,240ポイントのために、2万円使ってる?
「ポイント5倍デー」という魔法の言葉
事の始まりは、あるドラッグストアのアプリ通知でした。
「本日限定、ポイント5倍!」
この「本日限定」と「5倍」の組み合わせ、本当に強いです。別に今日行く予定はなかったのに、気づいたら靴を履いていました。
行く前の私の頭の中は、こうです。
「洗剤、そろそろ買い置きしとかなあかんかったし」
「ティッシュも、どうせ使うもんやし」
「ポイント5倍なら、今買うのが一番お得やん」
完璧な理屈に聞こえますが、よく考えると、洗剤はまだ半分以上残っていました。ティッシュも、ストックが2箱ありました。
つまり私は「お得に買った」のではなく、「いつか使うものを、必要になる前に、わざわざ買った」だけだったんです。
レジ前で起きる、もうひとつの罠
レジに向かう途中、さらに追い打ちがきます。
「あと300円で、ポイントがもう1段階アップします」
そう言われたら、もう止まれません。300円分の何かを探して、店内をうろうろ。お菓子コーナーで、普段は買わないチョコを手に取りました。
冷静に考えると、300円のチョコを買うために、ポイントのアップ分を取りに行っているわけです。そのアップ分は、せいぜい数ポイント。
数ポイントのために、300円使う。これ、完全に逆転してますよね。
ポイントは「割引」ではなく「後払いの小さなご褒美」
そこで気づいたのが、ポイントはお金を節約してくれるものではない、ということでした。
ポイントは、「使った人に、あとから少しだけ返ってくるもの」です。つまり、使わなければ1円も返ってこない代わりに、1円も出ていきません。
当たり前の話なんですが、このことを、私は完全に忘れていました。
- 買わなければ、出費はゼロ
- ポイント5倍で買えば、出費は発生して、そのうち数%が返ってくる
どれだけ倍率が高くても、「必要なもの」だけを買わないかぎり、出ていくお金のほうが必ず大きいんですよね。
私が決めた、ささやかなマイルール
この出来事のあと、自分なりにルールを決めました。
1. 「ポイントが付くから買う」ではなく、「買うものが決まってから、ポイントが付く場所を選ぶ」
順番を逆にしない。これだけで、衝動買いがかなり減りました。
2. 買い物リストにないものは、カゴに入れない
スマホのメモに、本当に必要なものだけを書いてから出かけます。お店で目に入った瞬間の「これもお得かも」は、基本スルーです。
3. ポイントの「倍率」ではなく、「実際に支払った金額」を見る
アプリの履歴で、獲得ポイントより先に、使った金額を確認するようにしました。数字の大きいほうに、つい目がいってしまうので。
それでも、ポイントは嫌いになれない
ここまで書いておいて何ですが、私はポイントそのものを否定したいわけではありません。
必要なものを、いつもの店で、いつもの量だけ買う。そのうえでポイントが貯まっていくのは、やっぱりうれしいです。貯まったポイントで、ちょっといい入浴剤を買ったときの満足感は、現金で買うときとはまた違う楽しさがあります。
だからこそ、「ポイントを貯めること」が目的になってしまうのは、もったいない。
ポイントは、あくまで日々の買い物の「おまけ」。おまけのために本体を増やしてしまったら、本末転倒ですよね。
まとめ
今回の気づきは、シンプルです。
- ポイントは、使った分のごく一部しか返ってこない
- 「お得」に見える瞬間ほど、一度立ち止まる
- 必要なものを、必要なだけ買う。それがいちばん確実な節約
ちなみに、私の家には今、洗剤のストックが3本あります。しばらく、洗濯には困りそうにありません。
みなさんにも、「ポイントのために、つい買いすぎた」という経験、ありませんか? ついやってしまいがちなことだからこそ、笑い話にしながら、少しずつ上手に付き合っていきたいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
PR
コータのAmazonページへ
コータのAIイラスト、Xページへ
コータのユーチューブページへ
よろしければ、
のぞいてみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿