2026年5月24日日曜日

お金って、ある時よりない時のほうがよく考える

お金のことは、
ある時よりも、
ない時のほうがよく考えてしまう。

財布の中に余裕がある時は、
あまり深く考えない。

これくらいならいいか。
たまにはいいか。
また入ってくるだろう。

そんなふうに、
少し軽く考えてしまうことがある。

でも、
お金に余裕がなくなると、
急にひとつひとつが重くなる。

コンビニで買う飲み物。
昼ごはんの値段。
何気なく使っていたサブスク。
少し前なら気にしなかった出費。

それらが急に、
自分に問いかけてくる。

本当に必要なのか。
今じゃないとだめなのか。
これは気分で買おうとしていないか。

お金がない時は、
自分の暮らしがよく見える。

どこで無理をしていたのか。
どこで見栄を張っていたのか。
何に安心して、
何に不安を感じていたのか。

お金の問題は、
ただ数字の問題だけではない。

そこには、
心の余裕や、
将来への不安や、
自分への言い訳まで混ざっている。

だから難しい。

お金がないと、
ただ苦しいだけではなく、
考えたくないことまで考えてしまう。

このままでいいのか。
何を変えたらいいのか。
自分は何に時間を使っているのか。

そういうことまで、
静かに見えてくる。

もちろん、
お金がないことを美化するつもりはない。

お金はあったほうがいい。
余裕はあったほうがいい。
選べることが増えるし、
心も荒れにくくなる。

ただ、
お金がない時にしか見えないものもある。

本当に大事なもの。
意外となくても困らないもの。
自分が何に安心を求めていたのか。

そういうものは、
余裕がある時には、
なかなか見えない。

お金って、
ある時は便利なものとして見える。

でも、
ない時は、
自分の生き方そのものを映すものになる。

だからこそ、
苦しい時ほど、
ただ焦るだけではなく、
少しだけ立ち止まって考えたい。

自分は何を減らせるのか。
何を守りたいのか。
何にお金を使うと、
ちゃんと後悔しないのか。

お金のことを考えるのは、
あまり楽しいことではない。

でも、
ない時に考えたことは、
あとで少しだけ自分を助けてくれる気がする。

お金がある時にも、
お金がない時に考えた感覚を、
少しだけ覚えておきたい。

そうすれば、
ただ使うだけではなく、
少しは大事に扱えるようになるのかもしれない。

お金って、
ある時より、
ない時のほうがよく考える。

そしてその時間は、
苦しいけれど、
自分の暮らしを見直す時間でもあるのだと思う。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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