月末にクレジットカードの明細を開いて、「あれ、なんでこんなに使ってるんやろ」と首をかしげたことはありませんか。
大きな買い物をした覚えはない。家電も買ってないし、旅行にも行ってない。それなのに、お金はちゃんと減っている。
犯人はだいたい、**一回ごとには痛くない『小さな出費』**です。150円、300円、500円。その場では気にならへん金額が、気づけば月に数千円、年に数万円になっている。
今日は、自分も含めて多くの人の財布から静かに消えていく『小さな出費』を、ベスト5形式で振り返ってみます。
第5位:コンビニの「ついで買い」
飲み物を1本買うだけのつもりで入ったのに、レジ横のお菓子やホットスナックに目が行って、気づいたらカゴの中が増えている。
ひとつ150円のチョコ、ひとつ180円のから揚げ。ここだけ見れば安いものです。でも週に3回やれば、1か月でおよそ4,000円前後になります。
「ついで」は、買う前に一回だけ手を止めると意外と減ります。**「これ、帰ってからも食べたいかな?」**と自分に聞くだけで、カゴの中身がちょっと軽くなります。
第4位:自動販売機と「なんとなくの飲み物」
のどが渇いたわけでもないのに、目の前に自販機があるとつい買ってしまう。これも立派な小さな出費です。
1本150円としても、平日毎日買えば月に3,000円ほど。水筒に切り替えるだけで、この分はほぼ丸ごと残ります。
ただ、「飲み物くらい楽しみにしたい」という気持ちもよう分かります。全部をやめるより、「今日は1本だけ」と決めて楽しむくらいが、長続きするコツかもしれません。
第3位:使っていないサブスクと無料体験の置き土産
「最初の1か月無料」に釣られて登録して、そのまま忘れる。月額500円や980円でも、解約しない限り毎月静かに引かれていきます。
しかもこの出費は、使っていないという自覚がないぶん、いちばん気づきにくいのが厄介です。
おすすめは、月に一度だけクレジットカードの明細をスマホで眺める日をつくること。「これ、最後に使ったのいつやったかな」と思うものがあれば、それが見直しのタイミングです。
第2位:ATM手数料と、ちょっとした振込手数料
時間外のATMで引き出して110円、他行宛の振込で220円。これ、払った瞬間は「まあしゃあないか」で終わってしまいます。
でも、何も得られていないお金という意味では、小さな出費の中でもかなり惜しい部類です。
引き出しの回数を減らす、手数料がかかりにくい時間帯にまとめて済ませる、手数料が無料になる条件を調べておく。ほんの少しの段取りで、ゼロにできる出費です。
第1位:「ポイントのため」「送料無料のため」の追加購入
堂々の第1位は、これでした。
送料無料まであと300円だから、もう1個何か入れておこう。ポイント2倍の日やから、ついでに買っておこう。気持ちはめっちゃ分かります。
でも冷静に考えると、本当は要らなかったものに、お金を払っているんですよね。節約したつもりが、使わんでいいお金を使ってしまっている。これが一番、静かで、しかも本人が「得した」と思っているから気づきにくい。
買い足す前に、「これ、送料やポイントがなくても買うかな?」と一度だけ聞いてみてください。答えが「いや、買わへんな」なら、そっとカートから外すのが正解です。
小さな出費は、悪者じゃない
ここまで読むと、「全部やめなあかんのか」と思われるかもしれません。でも、そうではないんです。
小さな出費の中には、一日をちょっと明るくしてくれるものもあります。仕事終わりの一杯のコーヒーや、頑張った日のおやつは、心の栄養になることもあります。
大事なのは、「気づかないうちに消えていく」状態をなくすこと。自分で選んで使ったお金なら、それはもう無駄遣いやなくて、ちゃんとした「使い道」です。
まずは今月の明細を、ちらっと眺めるところから始めてみませんか。きっと、ひとつくらいは「え、これ何やったっけ?」が見つかるはずです。
その一個を見直すだけでも、財布の中は少し静かになくなりにくくなります。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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